食道がんの種類と症状
食道がんとは
食道がん(食道癌)は早期に発見された場合、回復の見込みの高いがんだ。しかし、多くの食道がん(食道癌)は発見されたとき、すでに病期が進行した状態であるケースが多い。
食道がん(食道癌)がある程度進行した病期でも治療は可能だが、最近では、内視鏡などの診断技術の進歩により、無症状の比較的早期な食道がん(食道癌)が発見される機会が増加している。
食道がん(食道癌)の死亡率はほぼ横ばい状態で、人口10万人あたり、80年は男性10人、女性2人、97年も男性10人、女性1.4人 となっている。さらに近年では診断技術のみならず手術術式や術後管理の進歩、さらに有効な治療法の開発により、食道がん(食道癌)の治癒率はも飛躍的に向上している。 食道がん(食道癌)は早期発見、早期治療がきわめて重要ながんといえる。
食道がん(食道癌) の種類
食道がん(食道癌)とは、食道の組織内に悪性(がん)細胞が発生する病気。食道がん(食道癌)のうち、約90%はいちばん長い胸部食道の内側から発生し、成長とともに他の層から外側に広がる。条件により予後(治癒の可能性)や治療法の選択が変わってくる。食道がん(食道癌)のうち、最も一般的な2種類の食道癌は、悪性(がん性)となる細胞の種類から名称が付けられている。
[類表皮がん]
扁平上皮細胞癌がんは、食道の内側にある薄くて平坦な細胞である扁平上皮細胞中に生じる食道がん(食道癌)の種類。 このがんは食道の上部および中央部に最も頻繁に発生するが、食道に沿ってあらゆる場所に発生する可能性がある。
[腺がん]
腺がんは(分泌)腺細胞中に発生する食道がん(食道癌)の種類。食道内側の腺細胞は粘液などの体液を産生し、放出する役割を持っている。一般的に、腺がんは胃の付近の食道下部に発生する。
食道がん(食道癌)のうち、粘膜下層までにとどまっているものを表在がん(とくにリンパ節転移のないものが早期がん)といい、筋層まで達したものを進行がんと呼んでいる。
食道がん(食道癌)の症状
食道がん(食道癌)において最もよく見られる症状は、嚥下時疼痛、嚥下困難、体重減少などだ。また、食道がん(食道癌)や他の状況によって、以下の症状や他の症状などがみられる事がある。食道がん(食道癌)症状に見られる以下の症状が1つでもみられた際には医師の診察を受けたい。
嚥下時疼痛または嚥下困難。
体重減少。
胸骨背部の疼痛。
声のかすれと咳。
消化不良と胸焼け。